リフォーム
2018.06.26

床材の種類と床材メーカーの選び方のポイントとは?

「床材のリフォームを考えているけど、床材にどんな種類があるのかわからない」「床材メーカーが多すぎてど …

「床材のリフォームを考えているけど、床材にどんな種類があるのかわからない」「床材メーカーが多すぎてどれを選んだらいいか困っている」そんな悩みを持っていませんか。そこで今回はこれらの悩みを解決するために、床材の種類、床材メーカーの選び方のポイント、床材メーカーおすすめ8選を紹介します。床材をリフォームする時の参考にしてみて下さい。

床材の種類

フローリング

住宅の床材の主流である木質フローリングは、無垢と複合(合板)に大きく分けられます。

無垢

無垢のフローリングは素材感が魅力です。無垢材は天然木を使用しており一枚板に加工してあります。空気を多く含んでいる無垢材は、保湿性や断熱性が高いというメリットがあります。また梅雨時には湿気を吸収し、乾燥しがちな冬は逆に湿気を排出する作用があり、除湿効果や加湿効果が期待できます。弾力性のある樹種を選べは、足腰への負担が少ないので、子どもやペットがいる家庭におすすめだといえるでしょう。
しかし除湿や加湿効果がある無垢は、その性質上、膨張や収縮を繰り返すので反りや割れなどが発生してしまう場合もあります。反りや割れが気になるのであれば、特殊な加熱処理を施した商品を選ぶようにしましょう。

複合(合板)

複合(合板)は、合板の表面に化粧材を張り合わせたものをいい、一般的な住宅によく使用されています。複合(合板)で用いられる化粧材は、突板タイプと化粧シートタイプの2つに分類されます。
複合(合板)に無垢のような素材感を求めたいのであれば突板タイプがおすすめです。薄く削った天然木を使用している突板タイプは、無垢材との区別がつかないものもあります。突板タイプにはナラやサクラ、カバ、ブナなどの天然木が使用されています。
化粧シートタイプの複合(合板)は、樹脂やオレフィン、紙などのシートが張り合わされています。これらのシートには木目や石目が印刷されており、中には突板タイプとの見分けがつかないものもあります。化粧シートタイプはメーカー独自の技術開発が進んでいるので、均一の品質を提供できているようです。

床タイル

耐久性や耐水性に優れているタイルは、キッチンやダイニングだけでなくリビングなどさまざまな場所に取り入れることが可能です。例えばリビングの一角を観葉植物などを飾っておくインナーテラスにするために床タイルを使用したり、ペットのケージの場所を床タイルにしたり、さまざまなシーンでの用途があります。最近ではリフォーム時に日光の色あせが気になる箇所に床タイルを使用することもあり、リフォーム向けのタイルも販売されています。色やデザインが豊富で耐傷性や清掃性に優れたタイルですが、冷たくて滑りやすいという特徴もあります。しかし最近では床暖房に対応している床タイルや滑りにくい床タイルもあるので、目的に応じて選ぶのがいいでしょう。

畳は日本の家庭に昔からある素材ですが、畳のない住宅も増えているのではないでしょうか。しかし最近の畳は色や素材、デザインなどが豊富に揃っているので、取り入れやすくなっています。材質は稲わらを用いた天然素材の畳の他に天然木質繊維やポリスチレンフォーム板などの加工素材を使用しているものもあります。デザインは畳縁のないタイプや正方形のタイプのものがあるので、部屋の雰囲気によって選ぶことができます。

シート・クッションフロア

小さい子供がいる家庭におすすめの床材はクッションフロアです。クッションフロアはシートとも呼ばれることもあり、耐水性があるのでメンテナンスが簡単です。小さい子供がいると、飲み物や汁物をこぼす機会が多いのではないでしょうか。耐水性が優れているクッションタイルであればふき取るだけで処理できます。さらにクッションフロアには防音タイプのものがあります。マンション住まいで下の階に音が漏れていないか心配な方は、防音タイプのクッションフロアにするのがいいでしょう。他にもクッションフロアには適度な弾力性があるので、足腰にあまり負担がかからないという特徴もあり、お年寄りにも最適です。

カーペット

カーペットは保湿性や防音性に優れているので、寝室などに向いています。小さい子供がいる家庭や子供部屋にカーペットを使用したい場合は、汚れた箇所だけ洗うことができるタイルカーペットを選ぶのがいいでしょう。

床材メーカー選びのポイント

床材メーカー選びのポイントは、メーカーによってそれぞれ強みが異なるので、まずはどの床材にするかを考えましょう。床材は大きく分けて木質系床材、ビニル系床材、繊維系床材の3種類があります。木質系床材は一般的にフローリングと呼ばれるもので、無垢材などの天然素材やコルクタイルなどが該当します。ビニル系床材はクッションフロアやフロアタイルなど機能性が高い床材のことをいいます。繊維系床材は、カーペットやカーペットタイルなど材質が繊維である床材です。
まずリフォームしたいと考えている部屋はどのような用途で使用するのか考えてみましょう。トイレやキッチン、洗面所など濡れやすい場所はビニル系の床材が最適ですし、寝室などのくつろぎたい部屋には繊維系床材がおすすめです。またリビングを素足で歩いたり寝転んだりしたいなら無垢材の天然素材が向いているでしょう。
他にもメンテナンスのしやすさや機能性を考えた選び方も可能です。ビニル系床材は耐水性があるのでメンテナンスしやすいというメリットがあります。床暖房を入れたいと考えているなら床暖房に対応している床材を選ぶのがいいでしょう。他にも防音に配慮した床材や防カビ加工を施したものまでさまざまな床材があるので、メンテナンス性や機能性をよく考えて床材を選ぶことが大切です。
どの床材にするか決まったら次はメーカーを選びましょう。メーカーごとにそれぞれラインナップは異なるので、自分が使用したいと考えている床材を取り扱っているメーカーを見つけることがポイントです。またメーカーによっては1種類のみを専門に取り扱う所もあれば、全種類の床材を取り扱っている所まであるので、まだはっきりとこの床材と決めていない方は全種類の床材を取り扱っているメーカーを選ぶのがいいでしょう。逆に無垢の床材を取り入れたいなどこだわりがあるのなら1種類のみを専門に取り扱っているメーカーを選ぶことがおすすめです。
どの床材メーカーを選ぶ場合でも、次の2点を確認することが大切です。
第一のポイントは、必ず実物に触れて選ぶことです。メーカーのホームページやカタログなどを見て「素敵だな」と思っても、実物を見て「ちょっと違うな」と感じることも多くあります。またその使い心地などはホームページやカタログでは確認することができないので、ショールームなどできちんと使い心地などを確認するのがいいでしょう。
第二のポイントは、床に貼られた状態を確認することです。メーカーから床材のサンプル品などを送られてくることがありますが、サンプル品などの小さい規模では実際に床に貼られた時のものとは雰囲気が大きく異なっていたり、施工後の状態をイメージしずらかったりします。したがって床に貼られた状態の床材を確認することが床材のリフォームで失敗しないポイントになります。
最後に考えることは、床材の費用です。フローリングのリフォームにかかる費用は、フローリングの種類によって異なりますが、無垢材であれば1平方メートルあたり5000円、複合フローリングは4000円が相場です。しかし無垢材は天然木の種類によってそれぞれ価格が異なります。高級木材であるウォールナット材は価格が高めなので注意が必要です。
フローリングをリフォームする場合、床材の費用の他に工賃も必要になるので、費用の面で考えるのなら工賃も考慮してメーカー選びをするのがいいでしょう。フローリングを張替える際の工賃は、10平方メートルあたり5万円が相場です。リフォーム会社によって工賃の相場は異なりますが、広い面積であればあるほど工賃が安くなる傾向です。また後で廃材費用などの追加料金を取られないように、廃材費用の見積もりを行ってくれる会社を選ぶのがいいでしょう。

床材メーカーおすすめ8選

ダイケン

特徴

ダイケンは大阪に本社がある住宅用建材の大手メーカーで、数多くの床材を手掛けています。天然木から合板・シート、畳まで豊富なラインナップがあります。ペット用マットや防音カーペットなど目的に応じた床材を販売している他、平方mあたり3万円の超高級床材も用意しており、お客のニーズに合わせることができる柔軟性のあるメーカーであるといえるでしょう。

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複合フローリングシェアではトップクラスです。

タジマ

特徴

ビニル床材やカーペットタイルなどの床材を多く取り揃えています。独自技術によって、製造時の廃棄物の発生を抑制したりリサイクルを考慮した工法開発を行ったり環境に配慮した製品を作っています。タジマの床材はオフィスや病院、公共施設で利用されることが多く、耐水性などの機能性に優れている製品が多いのが特徴です。

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ビニル床材ではトップクラスのシェアを誇っています。

朝日ウッドテック

特徴

無垢材と複合フローリングの良さを掛け合わせた床材や天然木複合フローリングなど、天然木をそのままの姿で味わうことができる商品を手掛けている会社です。

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朝日ウッドテックは老舗の床材メーカーで、2002年のメーカーランキングでは11%のシェアがありました。

パナソニック

特徴

パナソニックは、さまざまなインテリアを楽しめるように色柄や機能を豊富に取り揃えています。銘木調フローリングや定番フローリングなど充実した床材があるので、建具や家具などに合わせた自分好みの色柄を選びたい人におすすめの会社です。

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複合フローリングでは14%のシェアがあり、大建工業、永大産業に次ぐ第3位となっています。

リクシル

特徴

地球にやさしい「アースボード」を基材にしたシリーズなど、環境に配慮した床材を多く取り揃えている会社です。室内建具や収納扉なども取り扱っているので、住まい全体が調和するようなリフォームをすることも可能です。

シェア

住宅設備業界の中では、パナソニックとの2強体制になっています。住宅設備業界中のシェアは11%です。

ウッドワン

特徴

ニュージーパインの無垢を使用した一枚物のフローリングや木目の風合いを存分に楽しむことができる無垢フローリングを手掛けている会社です。フローリング以外にも室内ドアや階段、システムキッチンなどの住宅建材を取り扱っているので、トータル的に住宅のリフォームを考えている時におすすめです。

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無垢材の床材の分野であればトップクラスのシェアを誇っています。

永大産業

特徴

永大産業は床暖房にも対応している無垢フローリングやキッチンやトイレなどにも使用できる高耐久フローリングなどさまざまな機能を持っている床材を多く取り扱っています。

シェア

複合フローリング部門では、大建工業に次ぐ第2位のシェアがあります。全体から見ると約20%のシェアです。

ノダ

特徴

ノダの床材は、床表面に抗菌処理を施すなど健康に配慮しているという特徴があります。木目調のナチュラルなものから石目調のお洒落なものまでデザインも豊富です。

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2002年のメーカーシェアランキングでは5位で、全体から見ると、10%のシェアがあります。

自分好みの床材を選んで適切な床材メーカーにお願いしよう

床材の種類や床材メーカーの選び方、おすすめの床材メーカーの特徴などを知ることはできたでしょうか。床材の種類には、無垢や複合、床タイルやクッションフロア、カーペットなどさまざまなものがあります。これらの床材の種類を知ってどの床材でリフォームしようか決まってから床材メーカーを選ぶのがポイントになります。
床材メーカーには、無垢素材に強いメーカーやビニル素材に強いメーカーなどそれぞれ異なった特徴があります。これらの特徴を理解して自分が決めた床材に強いメーカーを探すことが大切です。どの床材にしようかまだ悩んでいる段階であれば、すべての床材を取り扱っている大手メーカーに頼むのも一つの手です。
床材をリフォームすることは、人生に何回もあるわけではありません。したがって自分好みの床材を選んで適切な床材メーカーにお願いすることが大切なのではないでしょうか。